皆さんは「マイナスイオン」という言葉は当然のようにご存知ではないでしょうか?
このマイナスイオンという言葉、実は美容界でも諸説あって各サイト内でも討論されるネタとしても少なくありません。
例えば、
この『マイナスイオン』という言葉。
実は造語に過ぎないという事。
本来は陰イオン、負イオンなどと呼ばれているもので、マイナスの電荷を持った原子。
そこからマイナスイオンと呼称されたのではないでしょうか?
この事について正しくないとか科学的根拠がないなのでは?と討論する事は僕的にはナンセンスに感じます。
もちろん『マイナスイオン』という言葉が科学的定義がないと言われており、「マイナスイオン」の効果も科学的に立証されていないそうです。
このことについては入口からの見解で変わる話ではないかと思います。
こと美容師のみのお話だとこの「イオン」という言葉は違う消化の仕方をするべきではないでしょうか。
現在では各メーカーが研究に研究を重ね、より良い物が市場にあふれている事もまた事実なのですから。
我々美容師もこの"イオン"については深く関わりのあるお仕事なので、大切なお客様に正確にお伝えできれば良いですね。
美容師の陰イオンや負イオンと言われているイオンは、世間的に使われるマイナスイオンとは全てが”=”ではないとご理解の上お読みください。
特に美容師として1番身近にあるイオンの話が「シャンプー」になります。
アブウーノでも以前ブログ内でお話しております。
良かったらどうぞ↓
『シャンプーについて語ります』より
http://www.ab-uno.com/article/detail.php/294/316290
我々美容師の立場からだと、まず重要になってくるのが「陰イオン」つまりマイナスの電荷を持つイオンです。
カラーやパーマなどで髪はアルカリに傾き傷んだ状態となります。
この時、髪はマイナスの電荷を多く含んでしまいます。
こんな傷んだ髪に対してさまざまなトリートメント商品や技法が存在します。
しかし多くのトリートメントはマイナスの電荷を持つものが多く、当然髪のマイナスとトリートメントのマイナスの電荷は反発し合い毛髪の深部まで浸透しにくい状態となります。
なので、通常よくあるのがコーティングで持ちを良くしたり(これが悪いと言う意味ではありません)、なかには3日で落ちましたなんて声も聞こえます。
こういった状況でもよくわかるように、電荷というものは髪をケアする上で密接な関係にあると言えないでしょうか?
髪の電荷のバランスを整え、髪本来の美しさを追求する。Ab unoはそんなトリートメントご提案させていただきます。
マイナスの電荷「負イオン」とマイナスイオン。Ab unoではこれらを否定せずそれぞれの役割を担う「言葉」として存在すると定義します。
マイナスイオンという言葉は確かに独り歩きしてる感は否めません。「ニセ化学」とまで言われているこの造語。
しかし、この造語とされるマイナスイオンの解釈を少し変え、美容師的にはその効果を認め、髪や人体にどう影響しているかを現場の判断で理解するという事は必要ではないでしょうか?
しかし「マイナスイオン」と称される製品については各々の判断で購入することをお勧めします。中には確実に便乗商品が含まれていても不思議ではないですからね。。。
髪を理解し、その効果も知り、正確な施術をご提供できるようにabunoは心がけています。
次回アブウーノのイオンにまつわるトリートメントをご紹介させて頂きます。
これです⤵ 次回もまた是非お読みいただければ幸いです。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
AB UNO
http://ab-uno.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
住所:東京都渋谷区神宮前4-23-6 Perry house2
TEL:03-3478-7010
----------------------------------------
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆